バイクのロードサービスを使うときって、バイクを自力で自宅やバイクショップへ移動できない状態なことがよくあります。バイクのエンジンが掛からなかったり、軽い単独事故(ガードレールや電柱にぶつけたり、ちょっと体制がよろけてしまったときに、バイクが転けてしまった など)でバイクの調子がおかしくなっているなど、バイクのトラブルはしょっちゅうあります。
たとえば、遠出をしたときだとまず自宅にバイクを手で押しながら持って帰ることは不可能ですよね。どのようなバイクだとしても「自宅まであと100キロある・・・」このようなときに歩くのはしんどすぎます。
その中でもよくあるケースだと、原付や単車程度だしどうにか帰宅するまで近くだから大丈夫だったとしても、250ccや400ccあたりの大きなバイクだと重いので動かすのは難しい場合が多々あります。オートマバイクだとまだ車体の形状がなめらかな丸みを帯びているので動かせやすいですが、ミッションバイクだと部品が足に当たって痛いから動かしにくいなんてこともあります。
近くに友達や恋人がいたら、後ろからバイクを押してくれることもあるでしょう。
だけど、そのうち疲れてくるので限界が訪れます。お互いの息がピッタリだとしても、近くのコンビニへ行く程度の距離感がやっとですね。コツを知っておく必要はありますし、少なくとも筋肉が全然なかったり服装が肌を露出している状態であれば、きつさは半端ないですよ。
ちなみに自宅へ持って帰っても大丈夫な場合には、
・自力でバイク修理ができる
・オイル交換やガソリンが足りないだけなので自分自身でどうにかできる
・後日、バイク修理屋に持っていける
といった場合のみです。
元々バイクショップ店員だったり、以前からバイクの修理を自力でしていたから解体も組立も余裕なんて方なら大丈夫でしょう。
オイル交換については、簡単にできるバイクと難しいバイクの2種類があるため、なかなか一筋縄ではいきません。ガソリンがないガス欠の場合だと、自分自身やまたは親の車のガソリンを抜いて入れることもあるでしょう。
※ガソリンをガソリン缶に入れて所持は大変危険ですし、ある一定の量を超えると法律違反になる場合があります。ちなみに石油ストーブ感覚で灯油と同等程度くらいの気持ちで、ガソリンをポリエチレン缶(容器)に入れて保管することは法律違反です。
自宅でバイクを修理できたり、軽トラックもあるからバイクショップへ自力でもって行けるという方はかなり少なめです。
最近は車自体を元々所持していない方も増えています。
都会や都心部にお住まいの方だと、公共交通機関が整っているので車を必要としない家庭が増えています。(一人世帯だとより多くなりがちですね。)
自宅からだとバイクショップの軽トラックを呼ぶという手もあります。
ただし修理費用とは別途、輸送費を取られるケースが多々ありますね。
懇意にしているバイクショップなら安くしてくれる場合もありますが、2~5千円ほどの出費は覚悟するしかないですね。
さすがにバイクショップの人が、何も作業をしていないし接客もしていないからすぐに来てくれることは稀です。営業時間中だとしても、少なくとも1~2時間は掛かります。
もちろん自宅までの距離や家が分かりやすいなどの地図上の問題でも影響はありますよ。
そこでバイク保険にはロードサービスがついています。
ちなみに主観ですけど、バイク料金の支払っている金額や等級によって来てくれる輸送会社のランクが少し変わってきます。ロードサービスなら早めに来てくれるかといえば、約2~4時間程度です。
夏期冬期休暇中だとなかなか手配できない場合があります。
最高ランクは、JAFの人ですね。
JAFの人だとかなり親切丁寧ですし、安心感はかなりあります。
ただし、バイク保険の支払いはある程度高くないと呼ばれて来ないですね。
他ですと、安く委託代行したんだなっていうおっちゃんトラックの人です。
最低限、バイクを目的地へ運んでくれますが、人見知りな所もある人が来る場合もあります。
トラックの運転手自体が、コミュニケーションを取るのが苦手だけど力仕事ができる人がしている場合が多いですからね。
ちなみに、バイク保険会社へ電話したとき、こういう人に来てほしいと伝えることはできるかもしれません。
ただし、願いは叶うかどうかはあなたの支払っている料金の金額次第だといえそうです。