農協が破綻した場合、加入している保険はどうなるの?
JA共済は、農協が普及活動をしていますが、たまに農協自体が破綻することがあります。
その場合は、他の農協が契約を引き継ぐことになります。
そのため、JA共済の契約者が契約内容に書かれてある保障を強制的にカットされることは今まで1度もありません。
例えば、鹿児島市農協 など。
これが他の生保会社になりますと、破綻した場合は契約内容の強制的な見直しが行われています。
例えば、日産生命の場合は終身保険が4割カットされました。
死亡保険金1,000万円のの場合は、悲しいことに600万円しか最大で受け取れないことになってしまったのです。
しかも、その方は支払総額が400万円でしたので貯金していたのとあまり変わりがない状態でした。
年金保険に関しては7割カットも普通にあり得ます。
※日産生命はあおば生命保険となり、フランスの投資グループであるアルテミスの小会社に売却されましたが、今現在プルデンシャル生命に再度売却された後吸収合併されています。(つまり、あおば生命保険は消滅しています。)
つまり生保会社が破綻すると必ず何らかの形で様々な保険で見直しが行われていきます。
ですが、JA共済であればよっぽどのことがない限りはその心配がなくて済むと言うことになりますね。
まとめますと・・・
・保険内容は倒産や会社が譲渡されるなどすると見直しが行われる。
・JA共済であれば農協が潰れても他の農協が助けてくれるため保険内容の見直しが行われていない。