免責事項を付けて保険代金をグッと安くできる!
実は、バイクに限らず自動車などでも言えるのですがまだ学生さんや新人社員さんの場合は任意保険の等級(ノンフリート等級)が少ないので、車両保険の免責事項を付けることでいい保険にグッと安く加入することができます!(車両保険・・・本人のバイクを修理する場合の保険)
等級は、格付けのようなシステムとなっており保険に入っている年数と事故を起こした回数によって20等級まで分かれています。
1年間無事故(無請求)なら1等級上がりますが、事故を起こすと3等級ほど下がるシステムになっています。
免責事項とは、任意保険会社がこの条件に当てはまっている場合は保険代を出しません!というものです。
単独事故を起こしたのでバイクの修理費用が5万円したとして、免責事項が10万円の場合は1円も出ないということになります。(ただしバイクの場合は5万円の免責事項にしないと車両保険に加入できない場合が多いので
一見免責事項をありにした場合はやばそうと思ったとしても安心です。
なぜならまだまだ免許を取得して間もない場合は、単独事故を起こしたとしてもそのお金を出してもらっても微々たる金額しか出ないのに3段階も等級を下げられてしまうと大損になってしまいます。
例えば、5万円程度の修理費用で済む程度の単独事故だと等級を下げられてしまうと来年から等級3になってしまい通常が6等級で17%引きだったが通常の料金の10%増しという保険代金を支払わないといけなくなってしまうので痛手ですよ。
1等級 | 52%増 |
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2等級 | 26%増 |
3等級 | 10%増 |
4等級 | 1%引き |
5等級 | 10%引き |
6等級 | 17%引き |
7等級 | 23%引き 以下省略 |
それならば、どうせ免許取り立てのときに買うバイクはボロボロになっても構わないという気持ちでいれば問題ないわけですね。
しかも、5万円程度の傷なら知り合いに修理工場で働く人がいればタダで直してもらうこともできるレベルです。(知り合いがいない場合は乗るのに支障が出ないのであれば放置でも問題ないですが、問題がある場合は5万円では済まないケースですね。)
20万円分の免責事項を付けると保険代金が約半分になるほどなので、ぜひ免責事項は付けておきましょう!
※車の場合は、100万円以上も車体価格があるが普通ですがバイクの場合は、原付ですと15万円、250ccでも80万円程度(新車の場合)ですので等級が上がるまでは中古を購入してのり潰す感覚の方がバイク乗りにとっては安上がりできます。
それなりにする金額のバイクを購入しているということを前提に初年度は免責事故の金額を20万円にしておいて、来年等級が上がったときには10万円に免責事項を下げておく!という方法もあります。
ただし、バイクの評価額は毎年下がっていくため長年乗り回していると10年でほぼ評価額が1万円台になってしまうので車両保険を付けるかどうかは本人のバイクと相談したいところですね。