事故に遭ったときの対応!警察への届け出!
後ろから車がわき見運転をしておりぶつけてきた!
すると貴方はその衝撃を受けて左右のどちらかに転倒し、
腕や足、背中、首などにけがを負ってしまったとしましょう。
そのとき慌てているのは加害者です。
通常事故は他の人が見ている場合が多く第三者が警察や救急車を呼んでくれることもありますが、
被害者も加害者もできるだけ迅速に警察を呼ばなくてはなりません!(道路交通法72条1項)
※もし警察を呼ばないでおくと、今後の事故の立証が困難になり事故証明書が発行されないため、過失割合や保険金のお支払いや病院代が出ないなど金銭面や肉体面、精神面で苦労することになります。
警察を呼ぶときにはすでに最寄の救急車も到着しており貴方はタンカーで運ばれていきます。
加害者はそこで実況見分を受けることになります。
貴方は後日、人身事故にしたい場合のみにだけ受けることになります。
ここで人身事故にするとどんなメリットデメリットがあるのかをお知らせします!
その事故において被害者、加害者問わず安全に運転していたかどうかを問われます。
すなわち安全運転義務違反で2点加点されてしまう恐れがあります。
ただし加害者は、安全運転義務違反(2点)+貴方が治療日数何日かによって違反点数が左右される=合計違反点数
また加害者は罰金になることもあります。
治療日数が3週間以内であれば罰金は科されないことが多いですが、
被害者が加害者に対して怒っている場合などは、
重くしてほしいと警察にお願いすることもできますのでどんなに治療日数が少なくても罰金になる場合があります。
ですので、なんらかの形で加害者側は謝罪をしに行かれた方が良いです。
※その場合は一人で行かずに2人で行くようにしましょう。
やはり被害者側が補償の過大要求をしてくることもあります。
その場合、一人だと謝罪する気持ちに付け込まれて一筆書いてしまうこともありますのでそれを防ぐ目的でもあります。
この一筆は裁判になったとしても効力を発揮してしまいます。注意しましょう!
今回のおまとめ
・交通事故が起きたら警察を呼ぼう!
・人身事故にするかどうかは被害者が決めることができる!