ファミリーバイク特約でバイク保険に入りたい!
実は、当たり前といえばそうですが車の保険にファミリーバイク特約があり、
バイク保険もついでにつけておくことができます。
ファミリーバイク保険は、
自動車保険の記名被保険者が1人加入しておくだけで、
その家族(配偶者、同居の親族、別居の未婚の子ども)が、125cc以下のバイクに乗車して交通事故を起こされたとしても、
自動車保険についてある内容
・同額の対人賠償保険
・対物賠償保険
・自損事故保険
によって保険金が支払われる特約なのです。
つまり、125ccまでのバイクを乗っているのならばこれほど安いプランはないですね!
よく250ccまでなら車のファミリーバイク特約を使えると勘違いしている方がいますので、ぜひご注意ください!
ただし、250ccのバイクの任意保険にファミリーバイク保険を付帯することは保険会社によってはできる可能性はあります。
ファミリーバイク特約のメリット(利点)
1、家族内で何台持っていても全て補償対象となります!
2、自動車保険の契約者とそのバイクの所有者が家族であれば他の人でも良いです。
(バイクには子供が乗っていたとしても、自動車の所有者が父親という場合も問題ないです。)
3、未婚である子供が、別居して暮らしていても補償してもらえます!
4、バイク保険に単独で入る場合よりも圧倒的に保険料を安く抑えることができます!
5、何度バイクで人を轢いたり物を壊すなどの事故を起こしてもノーカウント事故と同じ扱いになります。
(あくまでも”他人”に対する補償をしないといけない場合に限る)
また、同様に「個人賠償特約」「自転車傷害特約」「犯罪被害事故傷害特約」などのバイク事故以外もノーカウント事故扱いになります。
ファミリーバイク特約のデメリット(欠点)
1、補償される内容に限りがあります。
(対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害補償保険や人身傷害保険また自損事故保険は適用外になることもあります。)
だからこそ、もしより保険内容を厚くしておきたいなら、単独のバイク保険や搭乗者傷害補填保険または、人身傷害保険に加入しておいた方が無難です。
また、後部座席に人を乗せる場合は、人身傷害保険に加入しておくと補償されますので安心です。
※ファミリーバイク特約に加入してもしなくてもバイクの盗難保険には入っておりませんので、盗難保険には別に加入しておく必要性はあります。
よく言われているのが、自賠責保険に入ってはいても任意保険には加入していないという方がなんと約7割もいます。(特に原付に多い)
ですが、いくら30キロで原付を走らせていたとしても老人や子どもにぶつかれば死傷してしまう恐れはあります。
つまり、ファミリーバイク保険に加入してさえいれば、最低限他人の損害を賠償することができますので被害者も少しは安心してくれることでしょう。