
JA共済のバイク保険には、私はすでに10年以上も加入し続けています。
なぜ他のバイク保険ではなくて、JA共済なのかを説明していきますね。
一番に挙げられる点でいえば、安さにあります。
元々営利目的ではない団体なので、お金を稼ぐことを目的としていないおかげもあって、安さでいえばなかなか超えてくる保険会社はないといえそうです。
JA共済は農業を中心にさまざまな分野で事業を行っていることもあり、ある程度親近感が沸く方が多いでしょう。
※あくまでもCMなどを出している大手で比較した場合
私の場合は、大学生時代であればどこの保険会社でもよかったので、バイク保険会社が勧めるまま加入していました。
だけど、社会人になり働いたお金でバイク保険に加入となれば、真剣に選ぶ必要が出てきました。
バイク会社の言われるがままに加入だと、どうしても割高になりがちです。
もしかしたらバイクの保険会社は、自社の利益もありますが、お客さんに加入してくれる代理店へ手数料を支払ってあげる必要があり、その分だけ値段が釣り上がっているかもしれません。
これがJA共済だと、最初からJA共済の支店へ出向く必要があるのはデメリットなのですが、徹底した無駄のない保険プランへ加入出来ています。
金額以上の保険内容に出来る
JA共済の保険解説動画をみつけた!
他社保険なら総額で10万円を超える場合も出てくる内容だってあり得たかもしれません。
ですが、125ccのバイクへ乗り換えたため、等級は6となりましたが、80,530円になっています。
内訳は?
ご自身・搭乗中の方の保障
人身傷害保障
共済金額3,000万円
被共済者限定特則 無
傷害定額給付
死亡共済金額300万円
死亡共済金額(搭乗中以外)300万円
被共済者限定特則 無
治療共済金 倍額型
相手への保障
対人賠償
共済金額 無制限
対物賠償
共済金額 無制限
免責金額 0万円
対物超過修理費用保障 保障有無 有
日常生活賠償責任特約 保障有無 有
ご自身のお車の保障
なし
その他特約
弁護士費用保障特約 有
運転者年齢条件 21歳以上限定保障
割増・割引等級 6B
(事故有期間)(0年)
80,530円
私が数年前に250ccのビッグスクーターを走行中に滑ってしまい、転倒したことがありました。単独事故でした。もちろん被害者は私だけだったこともあり私が加害者にならなくて本当によかったんですよね。
3ヶ月の通院でしたが、最初にJA共済のバイク保険から20万円ほど出ました。
バイクの人身傷害保険によるもので一括払いとなって振り込まれました。昔は、各部位によって出ていたのですが、少し改悪されていた感じはあります。
でも、5日間の通院後に請求したときお金がすぐに下りたおかげで助かりました。
当時は右折するまで、ほぼ道路の雪が解けていたこともありホッとしていたんですよ。たまたま右折したらアイスバーンになっていたため、もはや制御不能状態となりヘルメットをしていたのですが、フロント部分に顔を打ち付けてしまいました。
もちろん滑ってしまい、足も怪我をしましたが大丈夫でした。
救急車を自分で呼んで、警察にも来てもらったり、またJA共済Fには病院で治療後にバイクを取りに来てもらいました。
バイクは驚いたことに壊れた部分がありませんでした。
だけど、私の前歯が掛けてしまったのです。
フルフェイスだったのですが、欠けた前歯が突き刺さったのをみて驚きましたよ。
もちろん歯を治してもらえています。
さすがに前歯で噛むことは辞めました。
他の歯をフル活用して食事をするようにしています。
私はバイク保険の等級がよかったおかげで、ほぼフルに加入していたこともあり、わりと安心できました。
いくら払っていたかといえば、16等級で5万円ほどのプランでしたね。
まとめ
・JA共済のバイク保険は単独や物損でも出る。
・JAFに加入していたこともありバイクや自分の移動で悩むことがなかった
2014年頃、250ccのバイク(マグザム)を運転していた私は、朝8時頃に帰宅しようとしており、右折待ち前としてゆっくり速度を止めて対向車がいなくなるのを待っていたら、2トントラックに後ろからぶつけられてしまいます。加害者側も出勤するために急いでいたので、速度を出していたことから思い切りぶつけられてしまいました。70キロ以上は出ていたと思われます。ちなみに、当時、右折禁止時間帯だったこともあり曲がっていなくても1過失がついてしまいました。(示談時には0対9となりました。加害者側が過失1を0にしてくれたことに感謝)
だけど、10メートルほど無意識のうちにバイクが玉突き状態で走っており、転けそうになる手前で意識が戻ったものの、そのまま右側方向に転倒してしまい、右足の太ももがその後数年間に渡り痛みとの戦いとなりました。どうしても痛みからあまり足を動かさなくなることで、可動域が狭まるなどの影響もありました。
加害者は応急措置を取ってくれたこともあり、相手を憎むなどはとくにありませんでしたが、結構悩み続けました。バイクの場所から歩道まで肩を貸してくれただけですが、ちょっとしたお助け行為でも必ずではないにしろ人の心は少しくらい動くものだと実感。
ただし、交通事故の痛みと記憶喪失が頻発していったので、だいぶストレスからお酒をたくさん飲むようになり、胃腸炎の引き金となったような気もします。記憶喪失はスーパーや外食へ出掛けた後に、さっき行ったばかりのお店の名前がわからないという状態でした。
救急車が到着し、また警察も来たことで自賠責保険証を探してくれたのですが、すぐには見つからないところに入っていたことを思い出します。ちょっと焦りながらも下の奥に入っていたことから、無事みつかりホッとしたのです。
救急車で大学病院へ運び込まれてから、とりあえず体は大丈夫そうだと。
脳検査のために脳外科へ行き脳へのダメージがあんまりないよと診断はされたのです。
ところが、そこから短期記憶喪失に悩まされることにはなります。
帰宅後から、徐々に脳内麻薬がなくなってきたこともあり、痛みとの戦いになっていました。そのとき、ちょうど加害者本人と上司が見舞いに訪れてきたのです。
確かケーキを持ってきてくれましたが、あまりの痛さに早々に帰ってもらいました。
その数週間後に、私はJAのバイク保険にほぼMAX状態(総額10万円ほど)で加入していたこともあり、弁護士へ依頼することにしたのです。そのとき、山下法律事務所にお願いしました。
普通なら法テラスを使うらしいのですが、弁護士で能力がある方かどうかわからないですからね。
このため、山下法律事務所の中にいる弁護士に託したのです。
ちょうど別件の病気で手術を控えていたこともあり、その話もしました。
私の体と脳みそは、手術に耐えられるという状態ではあったので、それはそれでよかったです。
別にアフラック保険に入っていたことで、最初担当者が交通事故で手術をしたのかと勘違いされていましたが、実は別の病気のことだと気付いて少し驚かれていました。
交通事故の治療は1年間ほど行い、示談へとなりました。
弁護士代はすべてJAが持ってくれたので助かりました。
弁護士がいうには、JAだと最初は弁護士代をまともに支払ってくれないから、あまり気が進まないといっていたことで、私はJAの担当者と話をし、さらに弁護士もJAの担当者と話をしたことで大丈夫そうだとわかり、お願いするに至りました。
さすがに、通院がやたらと大変で自営業をしていることもありしょっちゅう通っていました。
だけど、自宅近くの整形外科に通い出してからは、そこの病院の先生が、もうまもなく病院自体をやめる予定だったのもあるのでしょう。
本当に設備がボロで適当な治療だったため、弁護士に相談して別の整形外科に通うことになりました。
そこで3ヶ月ほど整形外科に通い、継続して続けるのもありだったのですが、
あまりに長くなっていたことで、収入面で苦労していたため示談したのです。
お金は、100万円にはいかなかったくらいの額でした。
JAのバイク保険の中にある搭乗者傷害保険に加入していたこともあり、たしか交通事故から5日間通院で20万円くらい出たのはよかったです。当時は各部位について金額が出るタイプ(腕~肩にかけてと、腰~足に掛けてとして該当したはず)でした。
2025年の今だと、まとめていくらになっているはずです。
バイク保険は、事故るまでは無駄なお金だと思い込む傾向があります。
ですが、1度でも事故が起きその内容が大きければ大きいほど、保険に加入しているプラン内容により、保険担当者からも優しいアドバイスをもらえることに繋がります。
ちなみに、加害者の自賠責保険内で、当時一番安いメガネも買いました。
事故が起きた際には、どのようなダメージが体や脳、目などに起きているかわからないですから、少しでもヤバいと感じたことは請求してみるのもありでしょう。
ただし、請求し過ぎてしまうと加害者側が責任の最大値はここまでという反訴してくることもあります。
なので、自分がつけた弁護士とよく相談された方がよいと思います。
交通事故で示談後に起きた症状
・トラックが怖い(今でも、トラックの前には決していかないばかりか、要警戒です。)バイク乗りでトラックが赤信号で停止しているときに、前へ出て順番待ちをされている肩がいらっしゃいますが、さすがにトラックにぶつけられたときはそのダメージから後悔するのではないかとヒヤヒヤします。
・短期記憶喪失は、10年近く続くもので、最近になってやっと治ってきたかなと思うレベルですね。事故らないことが一番です。
・事故現場に行けなかった、1年ほどは別の場所を走行していました。
・右足の痛み、5年は確実に続いていました。ちょっとひねると痛いなど厳しい状況でした。